東南アジアのインドシナ半島南部、北にタイとラオス、南にタイランド湾、東にベトナム、西はタイに挟まれています。国土の中央に東南アジア最大の湖トンレサップ湖を有し、その周辺はカンボジア平原と呼ばれる平野地帯が広がっています。
南北にはメコン川が流れ、プノンペンでメコン川とトンレサップ川が合流し、ベトナム南部のメコンデルタ地帯へと流れていきます。

基本情報

面積18.1平方キロメートル (日本の約半分)
人口15,135,000人(68位)
民族カンボジア人(クメール人)86%、ベトナム人5%、華人5%、その他4%
宗教上座部仏教が国境と定められており、国民の9割以上が上座部仏教徒とされる。
信教の自由も認められており、イスラム教徒は約4%。
識字率若年層の識字率は低くはないが、45歳以上の識字率はクメールルージュの影響もあり21.0%という水準。
出生率2.44%
平均年齢24.1歳 <男性23.4歳/女性24.8歳> (2014年)

経済

主要産業農業 33.8%、工業25.7%、サービス業40.5% (2013年ADB資料 GDPに占める割合)
名目GDP166億米ドル (2014年推定値 IMF資料)
一人当たりGDP1,081米ドル (2014年推定値 IMF資料)
物価上昇率3.9% (2014年推定値 IMF資料)
貿易総額輸出 107億米ドル
輸入 225億米ドル (2014年カンボジア経済産業省資料)

カンボジア経済は2004年から2007年までの4年間、10%を超える高い経済成長を記録した。しかし、サブプライムローン問題に端を発した世界同時不況の影響を受け、2009年の経済成長率は0.1%まで落ち込んだものの、翌年の2010年には6.1%にまで回復し、2011年以降は7.0%を超える成長を続けている。

インフレ率の2014年平均は3.9%であるが、最近の食料価格の下落により2014年12月の対前年同月比は1.2%となっている。経常収支および財政収支は慢性的に赤字であり、2014年(IMF予測値)では、前者は▲12.0%(GDP比)、後者は▲0.8%(GDP比)と予想されている。堅調な縫製品等の輸出品、観光客及び海外直接投資の順調な増加により、今後も安定した経済成長が見込まれている。(出典:外務省ホームページ)

教育

学校制度6・3・3・4年制
義務教育機関小学校6年間、中学校3年間
小学校就学率69% (2011年)
中学校就学率17% (2011年)
高校就学率10% (2011年)
大学就学率0.7〜1.0% (2011年)

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