1.業務概要
医療機関はノンプロフィット原則の下、限られた利益での運営を強いられています。医師の退職、診療報酬制度の変更等の思い掛けない収入減で経営が揺らぎかねません。抑えられる支出は抑え、筋肉体質の経営基盤を構築しなければなりません。
コスト削減は、病院建物の施工・メンテナンスや情報システム、物品管理、さらには効率的な運営システムによる人員の適正配置等、幅広い領域で可能です。
2.業務内容(コスト削減対象メニュー)
増改築・再整備計画
病院の増改築・再整備の際に、運営方法(運用システム)を先行改善し、必要機能を最適に配置します。
これによって過剰投資を防止するとともに、DB方式やCM方式の活用などにより費用を抑制します。
運営効率化
運営方法を見直し、「人」(患者・職員)、「物」(検体・薬品・カルテ等)、「情報」(オーダ・指示系統)の流れを最適化することで業務効率化を図ります。これによって人員の適正配置、委託の適正化が図れ、無駄なコストを削減します。
物品管理・業務委託改善
物品管理方法や院内物流方式を見直し、材料費のムダ、管理人件費のムダを削減します。医薬品や診療材料についてはベンチマーク分析等により適正価格を設定し、仕入れルート変更、価格交渉を行い、同種同効品の絞込みを含めて購買コストを引き下げます。
業務委託に関しては、委託範囲・委託形態の見直しや業務の流れを再構築するBPR等により、高水準を保ちつつコスト削減を図ります。
情報システム・機器投資抑制
情報システムや医療機器・設備機器は高額の投資であり、かつライフサイクルが短いことから長期的には建築費に劣らない投資額を必要とします。費用対効果と維持管理費を見据えながら必要機能を整理し、性能・規格・メンテナンス等を規定した機器調達仕様書を作成した上で実勢市場価格を元に導入費用を抑制します。
省エネルギー対策
病院経営にとって光熱水費は軽視できる額ではありません。運用上のムダを省くとともに制御器具等の導入によりコストダウンを図ります
関連調査項目
増改築・再整備計画
運営計画に基づく施設計画、効率経営のための情報システム、医療機器整備計画等と、これらの費用を賄うための経営(改善)計画により総合的に病院再整備をサポートします。
経営改善
増収・支出抑制を図るため、診療科単位、中央診療部門単位で改善策を提案します。
運営システム
運営手順や運営体制を見直して、患者サービス向上と業務効率化のために「人」(患者・職員)、「物」(検体・薬品・カルテ等)、「情報」(オーダ・指示系統)の流れを最適化します。
物品管理
管理体制や運営方法を見直し、低コストで効率的な物品管理、院内物流体制を構築します。
業務委託
委託内容を精査し、委託範囲の拡大等の包括化や長期化等の仕組みづくりから、委託に期待する効果・水準を確保できるように仕様書作成、業者選定の支援から職員との業務連携をスムーズにする効率的な運営方法まで対応します。
病院業務委託
委託内容を精査し、委託範囲の拡大等の包括化や長期化等の仕組みづくりから、委託に期待する効果・水準を確保できるように仕様書作成、業者選定の支援から職員との業務連携をスムーズにする効率的な運営方法まで対応します。
情報システム
コストパフォーマンスを最大化するための情報システム仕様を決定するとともに、システム導入により運営システムを再構築します。
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