カンボジアでの生活費はいくらかかるのか、漠然とした疑問ですが、これに対する明確な答えは存在しません。住む場所によって家賃も大きく異なりますし、食事もローカルフードだけで住ませる人から三食日本食にする人まで様々です。
しかし、カンボジアは「安全をお金で買う」ことを忘れてはいけません。
<一人暮らしである程度快適に過ごす目安>
- 住居 $200~$500
- 食費 $150~$300
- 光熱費 $50~$100
- 通信費 $10
- 交通費 $10(バイクを購入/ガソリン代)
- その他 +α
合計 $420~$920 +α
住環境
住居タイプは様々あり、予算や目的に合わせて選ぶことができます。カンボジアならではのローカル向け住居から日本同等もしくはそれ以上の暮らしができるサービスアパートメントまで幅広くあります。
しかし、カンボジアは安全をお金で買う場所。安全面には特に気を配って下さい。
アパートメント
建物及び敷地全体をオーナー自身もしくは家族で管理していることが多い。1室借りる場合の相場はプノンペンで月額約 200~400US$ほどですが、エアコン設備やキッチンの有無、立地などにより異なります。
フラット/タウンハウス
カンボジアに多い複合商業向け物件(間口5m、奥行き8~20m程度の2〜3階建て長屋)の上階部、もしくはまるごと縦一棟を貸し出ししている物件。通常一階は商業施設になるため値段は高いが、上階部になればなるほど安くなる。相場は 400~500US$/月から。
コンドミニアム
分譲アパート・マンション。部屋ごとにオーナーが違い、一棟を複数で管理している物件。キッチン、リビング、寝室があり、家具類がそろっているケースが多い。相場は800~3000US$程度。
サービスアパートメント
ホテルやアパートに、セキュリティ、清掃、洗濯(通常は別料金)などのサービスをつけたもの。家具等は通常揃っている場合が多いが、入居前にチェック。相場は600US$くらいからその数倍するものまで。
ヴィラ・一戸建て住居
家族連れや友人と同居をする在住外国人も多いのが一戸建て。ペットを飼うことも可能だが、一番の問題はセキュリティ。外国人在住者は目立つため、外出中や家族旅行中に泥棒に狙われやすく、防犯対策が必須。家賃は安いところだと500~700US$くらいから。
注意
カンボジアで法人設立を行う場合、パテント&VAT登録申請の際に、居住証明書の提出が必要です。住居を決める際に、居住証明書の取得代行が可能かを大家さんに確認する事をおすすめします。
食生活
食品
生鮮食品から加工調味料まで、カンボジア料理で使用するものは、ほとんどプサー(市場)で購入が可能です。市場の販売店には冷蔵設備がないため、衛生状態などに注意して購入し、加熱調理して食べることを推奨します。市場では単品(はかり売り)で購入ができ経済的だが、夕方には市場は閉まってしまうので注意。
このことからも、外国人が専ら利用するのは「スーパーマーケット」になります。夜9時ごろまで営業しており、パック入りで冷蔵保存された食品が手に入ります。親しみのある日本製品や外国製品を揃えた店舗もありますが、たまに賞味期限が切れたものも販売されているので、購入の際には賞味期限にも注意しましょう。
食器や調理器具
カンボジアで揃えるとなると種類・デザインはかなり限定されてしまいますが、中国、ベトナム、タイ製のものが比較的安価で購入可能です。スライサーやミキサー、炊飯器、電気ポットなどは容易に手に入ります。
日本料理用の食器や調理器具などはAEONへ。
電化製品
日本の電化製品をカンボジアで使用する場合、電圧が異なるので、そのまま使用することはできません。カンボジアの電圧は220V、日本の100V製品を使用する際には変圧器が必要です。
コンセントの形状は様々で、AタイプとCタイプが主流。デジタルカメラやパソコンなどは変圧器を通さず、そのまま使えるものもあるが、必ずプラグの表記を確認してください。
ドライヤーやアイロンなど、カンボジアで手に入るものは、現地調達する方が良いでしょう。
交通
トゥクトゥク
バイクの後ろに2〜4人乗りの台車をつけた乗り物。タイでも良く見る。初乗りは現地人は1$〜だが、外国人と見ると初乗りが2$〜。事前に料金交渉をし、到着後に支払う。
空港内のトゥクトゥクは市街地まで$9。
モトドップ(バイクタクシー)
「モトー」と声をかけてくる通称「モトドップ」。乗車前に行き先を告げて料金交渉をする。料金はトゥクトゥクの半額が目安だが、事故も多い。
メータータクシー
プノンペンでは数が少ないもののメータータクシーが走っている。
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